2019年12月14日 ブログ
こんにちは☆彡
12月に入り今年も残りわずかとなりました:;(∩´﹏`∩);:
思い残しのない1年にしましょう♡♡
さて、本日は口腔機能低下症の検査項目の中から
”口腔内乾燥”についてお話します(*’▽’)
検査方法は、専用の機械(口腔水分計ムーカス)で
2秒間舌の粘膜に触れ測定します。
口腔粘膜の湿潤・乾燥状態を直接測定し、数値で表示します!
測定値29未満のレベルサイン1~3までが乾燥状態です(*_*)
唾液は細菌から体を守ったり
「食べる」「話す」機能をサポートしてくれたりしています。
しかし、お薬の副作用や、精神的なものであったり
口腔機能の衰えなど何らかの原因で唾液の分泌量が低下し
お口の中の乾燥症状が起こることがあります(,,´ ^`)
唾液の量が減りお口が乾くと食べ物が飲み込みづらくなったり、
口が乾いて話しずらかったり、舌がヒリヒリしたり痛んだりします。
唾液には、風邪などの細菌が体に入らないようにする働きがあるので
風邪をひきやすくなったりもします(@_@)
お口の乾燥が気になっている方
是非一度ご相談下さいませ^^
お口のマッサージ(唾液分泌を促すためのマッサージ)や
口腔保湿潤剤を使っていただいたり
少しでも改善できるようにしていきましょう( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )
2019年12月7日 ブログ
口腔機能低下症の検査項目の中から本日は
”③咬合力の低下”についてお話します(๑´0`๑)
歳を重ねて高齢になってくると
歯磨き・口腔内のケアやチェックがうまく出来ず
口腔内が汚くなり、歯周病やむし歯が増えてきます( ˊ•̥ ̯ •̥`)
それによって歯がなくなり、さらに噛む力が衰えます。
そうなると、食べこぼしや噛み切れない物が増え
食欲がなくなったり、食べられなくなってしまいますよね( •᷄~•᷅ )
加齢とともに歯が抜けることもオーラルフレイルに関係しています。
歯の本数が少なくなることで当然噛む力は弱くなります。
一般的に残存歯が20本未満になると
咬合力は低下すると言われています( ・Д・)!
(※咬合力とは噛む力のことをいいます)
噛むときに加わる力が大きければ大きいほど
硬いものをかみ砕くことができるんです⁎ˇ◡ˇ⁎
歯周病や虫歯の治療をついつい後回しにしているうちに
気が付いたら歯がボロボロになり・・・
歯を失う原因になってしまいます( ´•̥ ー •̥` )
また、抜いた歯をそのままにしておくと
周囲の歯が動いてきたり、残りの歯に負担がかかり
残りの歯の寿命も縮めることになります。
失った歯は、入れ歯で補うこともできますが
やはり装着したときの不快感などもある方もいらっしゃるので
これも食習慣に悪影響を与える要因と言えるでしょう><。。
人間は噛むことによってだ液が分泌されますが
だ液には食べ物の消化を助けてくれる作用があります。
同時に口腔内に溜まる雑菌の繁殖を防ぐ効果もあるため
だ液量の減少もオーラルを加速させる一因になります( ˙༥˙ )
口腔内を良い状態に保ち
いつまでも健康な体で過ごしましょう°.*\( ˆoˆ )/*.°
2019年11月30日 ブログ
口腔機能低下症の検査項目に
”口腔衛生状態”の検査があります( ◠‿◠ )
歯磨きできているかどうかを、舌苔のあるなしで評価します♪
舌表面を9つに分けて
舌苔の付着程度を3段階(スコア 0,1または 2)で評価し
合計スコアを算出します(゜o゜)!
50%以上だと衛生不良と判断されます(@_@)
舌には味を感じる味蕾という器官があり
それを囲むように乳頭という凸凹があります。
健康な舌はその表面に凹凸が見えます(^^)
舌に付着している汚れは『舌苔(ぜったい)』と呼ばれ
舌苔は口臭の原因となると言われています(;;´﹏`;;)
さらに、舌苔や口腔の不衛生な状態から
味覚の異常・呼吸器系の感染症・食道カンジダ症など
病気になりやすくなるんです
加齢などで舌の運動機能が低下したり
唾液の分泌が少なくなると
口の中の汚れを落としにくくなって舌苔も増えてきます・・( ノД`)
舌苔が付着しないようにすることが
健康維持のためにも重要ですヽ(^ー^)ノ!
☆舌の手入れの方法☆
舌の表面の汚れを落とすためには
普通の歯ブラシを使っても良いのですが
舌ブラシというものがあります(*^_^*)
舌の表面をあまりゴシゴシこすると
舌に傷がついてしまうので
軽く優しく取ようにしましょう^^
当院でもブラシタイプのものを販売しています。
詳しくはスタッフまでお尋ねくださいませ
2019年11月21日 ブログ
前回は「パ」「タ」「カ」を使った舌口唇機能の訓練についてお話しましたが
本日は、食事の時にむせるようになった
薬を飲み込みにくくなったと感じる方へ
飲み込みの検査・訓練のお話を致します(^^)/
摂食嚥下障害の診査(検査)方法は
①自分の唾液を一定時間内に何回飲み込めるか(嚥下できるか)
②食べ物を飲み込む時の嚥下音を聴診器で聴く
③嚥下造影検査
(レントゲンをあてながらバリウムの入った模擬食品を
実際に口から食べていただいて、異常がないかどうかを調べる検査)
④内視鏡を挿入し嚥下運動を観察する方法
などが主な検査方法です( ˘ω˘ )
①の方法は、ご自分でも簡単にチェックできます☆
『30秒で唾が何回飲み込めるか数える』
★6回以上:問題なし。高齢者の平均
★5回以下:飲み込み力低下のおそれあり
★3回以下:要注意
★2回以下:誤嚥の危険が高い
となっております(゜o゜)
※2回以下の方は是非ご相談下さいませ♪
訓練方法は色々ありますが簡単にご紹介できる方法をオススメ致します(*^_^*)
ご自宅でも簡単にできるのでやってみて下さい( ◠‿◠ ) ♡
2019年11月16日 ブログ
オーラルフレイルとは、お口の機能の衰えのことであり
口腔機能低下症は、
具体的に食べこぼし、硬いものが食べにくくなった
お口の乾燥、むせるようになった等の症状が
あらわれるようになった状態のことです★
実際にどのように”口腔機能低下症”の検査をしていくのか
流れを説明致しますヽ(^。^)ノ
①口腔衛生状態不良
歯磨きできているかどうかを、舌苔のあるなしで評価します。
②咬合力低下
噛む力がどれぐらい強いかを特殊な機械を使って測定します。
③口腔乾燥
唾がちゃんと出ているかどうかを、
口腔粘膜が湿っているかどうかと唾液量を計測して評価します。
④舌口腔運動機能低下
舌と口唇を使う発音ができるか
5秒間で『パ、タ、カ』をできる限り発音をしてもらい評価します。
⑤低舌圧
舌の力があるかどうか、舌を上顎にどれぐらいの力でおし当てられるかを機械で計測します。
⑥咀嚼機能低下
噛み砕く能力があるかどうか測定します。
グミゼリーを20秒間かんでもらいその砕け具合で測ります。
⑦嚥下機能低下
スクリーニング検査や、自記式質問票にて評価します。
以上の項目から3項目以上該当する場合
”口腔機能低下症”と診断されます!
診断された患者様には当院の歯科医師・衛生士が
お口の健康がこれ以上低下しないよう
お口の機能が向上するように
その方に合った訓練を考えます( • ̀ω•́ )✧
全身の健康のためにも、元気なお口で♪
楽しい毎日を送れるように一緒に口腔機能改善に努めましょう(^^)/
虫歯や歯周病予防だけでなく
この様な検査も実施しています☆彡( ◠‿◠ )